スポーツ環境生理学・適応学研究室
運動生理学,温熱生理学・環境適応学,神経科学,トレーニング科学の視点から運動時の身体の仕組みに迫るための研究を進めています。
特に,スポーツ活動時のおける暑さ対策,運動時の体温調節中枢機構に関する研究に取り組んでいます。
また,これらの研究成果を競技現場における暑さ対策として実践できる事を目指しています。 広島大学大学院人間社会科学研究科・長谷川博研究室のホームページです。
What's New
健康スポーツ授業科目群の3年生3人がゼミ配属されました。
3カン目指し頑張りましょう。
2024年10月
NEW
第32回日本運動生理学会@金沢大学
2024年9月
シンポジウムを企画しました
シンポジウム11
酷暑環境に立ち向かうための身体冷却を用いたリカバリー戦略
座長:長谷川 博(広島大学大学院)
S-11-1 運動パフォーマンスに対する身体冷却の効果とメカニズム
柳岡 拓磨 広島大学大学院 人間社会科学研究科
S-11-2 アスリートにおける競技現場での身体冷却を用いたリカバリー戦略
中村 真理子 日本スポーツ振興センター ハイパフォーマンススポーツセンター
S-11-3 熱中症予防と運動パフォーマンス向上のための身体冷却を用いた リカバリー戦略
長谷川 博 広島大学大学院 人間社会科学研究科
シンポジウム14
「運動時の体温調節機構」で発表しました。
座長:征矢 英昭(筑波大学)
岡本 正洋(筑波大学)
S-14-1 運動時の発汗に(ノル)アドレナリン性機構は関与するのか?
天野 達郎 新潟大学 人文社会科学系
S-14-2 体温上昇による運動及び認知機能低下と暑熱対策
長谷川 博 広島大学大学院 人間社会科学研究科
S-14-3 Qニューロンの同定とその機能解析
櫻井 武 筑波大学 医学医療系/国際統合睡眠医科学研究機構
S-14-4 運動時の高体温防止に働く新たな神経メカニズム:体温調節中枢・視床下部に局在するQニューロンに着目して
姜 悠杏 筑波大学大学院 体育科学学位プログラム
テレビ新広島s 出演
2024年8月21日
「熱中症と交通事故の関係」について解説しました。
R6年度ひろしま気候変動セミナー @エディオンピースウイング
2024年7月19日
・「スポーツ活動時における熱中症予防」について講演しました。
・トークセッション「暑い!熱い!スポーツ現場の暑さ対策~科学と実践~」にて、元日本代表DF駒野友一氏と対談しました。
FC JEPUN HITAM Singapore 暑さ対策セミナー
2024年7月13日
「サッカーの暑さ対策」について講演しました。
ミズノ コールドチャージベスト
2024年8月
共同研究で開発した「コールドチャージベスト」に関する研究開発ストーリーがリリースされました。
ミズノ DRY AEROFLOW
2024年7月
共同研究を行った「DRY AEROFLOW」に関する検証結果がリリースされました。
日本スポーツ協会発行 Sport Japan 監修
2024年7月
「熱中症対策として水分・電解質補給に加えて身体冷却を積極的に取り入れよう」について監修しました。
集英社オンライン
2024年8月
「アイススラリーで熱中症対策」について解説しました。
NHK ニュースウォッチ9 出演
2024年7月10日
「最新の暑さ対策」ついて解説しました。
産経新聞 産経ニュース
2024年7月31日
熱中症対策の氷飲料「アイススラリー」について取材を受けました。
「運動前に体を冷却 認知機能も維持」の記事が掲載されました。
TBS ひるおび 出演
2024年7月26日
「アイススラリーで熱中症対策」について解説しました。
TBS THE TIME 出演
2024年7月9日
「アイススラリーで熱中症対策」について解説しました。
ICEE 2024
2024年6月
The 20th International Conference on Environmental Ergonomices s, Jeju, Republic of Koreance, 2023で3演題を発表しました。
Hasegawa et al. Effect of Ice Slurry Ingestion on Endurance Exercise Performance and Cognitive Function in a Hot Environment. International Conference on Environmental Ergonomics, Jeju, Korea, 2024.
Yanaoka et al. Effect of Ice Slurry Ingestion during Half-time on Intermittent Running Sprint Performance in a Hot Environment. International Conference on Environmental Ergonomics, Jeju, Korea, 2024.
Wang et al. Reliability of an Intermittent Sprint Protocol on Combined Non-Motorized and Motorized Treadmills in a Hot Environment. International Conference on Environmental Ergonomics, Jeju, Korea, 2024.
体育の科学「アクティブライフにつながる水分摂取」が発行され、「熱中症と水分摂取」を執筆担当しました
2024年4月
長谷川博. 熱中症と水分摂取. 体育の科学. 226-230, 2024.
文光堂より「アスレティックトレーナー専門基礎科目テキスト」が発行され、「持久力」を執筆担当しました
2024年4月
長谷川博. 「持久力」.スポーツ科学概論.監修:河野一郎,片寄正樹. 文光堂. 138-147, 2024.
修士論文・卒業論文発表会を行いました
2024年2月10日
2023年度年修士・卒業論文発表会を行いました
D2黒川泰嗣さんが令和5年度日本体力医学会中国・四国地方会最優秀賞を受賞しました
2023年12月
受賞論文:
黒川 泰嗣,岩橋 眞南実,柳岡 拓磨,和田 恵里佳,長谷川 博
高体温誘発性過換気が発生する運動時のサージカルマスク着用が体温調節及び呼吸指標に与える影響,体力科学 第 71巻 第 5 号 389-399(2022)
M2熊谷哲さんが令和5年度広島大学エクセレント・スチューデント/・スカラーシップを受賞しました
2023年12月
ベルギー ブリュッセル自由大学
イギリス ローハンプトン大学 訪問
2023年9月
恩師であるMeeusen教授の引退セレモニーに出席しました。
共同研究者であるTyler博士の研究室を訪問。研究について議論しました。
NHK「ニュースLIVE!ゆう5時」
2023年8月
「アイススラリーで熱中症対策」について取材を受けました。
スポーツ栄養Web
暑熱環境における手掌・前腕冷却の論文が,スポーツ栄養Webのニュース・トピックスで紹介されました。
2023年7月
ミツカン水の文化センター機関誌 水の文化74号
特集「体に水チャージ」が発刊されました。
2023年7月
ECSS Paris 2023
2023年7月
The 28th Annual Congress of European College of Sports Science, Paris, France, 2023で発表します。
Hasegawa H, Takiishi I, Kumagai T, Yanaoka T, Ishiyama K, Yamada S, Morito A.
Ice slurry ingestion before and between exercise alters endurance exercise capacity and cognitive performance in a hot environment.
柳岡研に大学院生として所属していた沼田さんの論文がJournal of Physiological Antropologyにオープンジャーナルで掲載されました。
2023年6月
Numata U, Yanaoka T, Kurosaka S, Hasegawa H.
Effects of ice slurry ingestion on body temperature and softball pitching performance in a hot environment: a randomized crossover trial.
J Physiol Anthropol, 42:12, 2023.
https://doi.org/10.1186/s40101-023-00329-0
大学院として所属していた岩橋さんの論文が,Frontier in Physiologyにオープンジャーナルで掲載されました。
2023年6月
Iwahashi M, Chaen Y, Yanaoka T, Kurokawa Y, Hasegawa H.
Frontiers in Physiology, 08 June 2023 Volume 14 - 2023 https://doi.org/10.3389/fphys.2023.1143447
リポビタンfor Sports WEBメディア 「スポーツコラム」
2022年6月
NSCAジャパンS&Cフォーラム2023
2023年5月
2023年6月18日大阪市
「スポーツ現場における最新暑さ対策」について講演しました。
第552回薬事情報センター定例研究集会
2023年5月
2023年5月13日広島市
「熱中症予防のための水分補給~スポーツ現場における暑さ対策の知見より~」について講演しました。
広島体育学研究に以下の論文がアクセプトされました.
2023年4月
石田克樹, 黒川泰嗣, 岩橋眞南実, 柳岡拓磨, 長谷川博.
低用量のカフェイン摂取が大学生野球投手のピッチングパフォーマンスに及ぼす影響. 広島体育学研究, in press.
令和4年度卒業式が行われました
2023年3月23日
研究室から学部3名が巣立っていきました。
コロナ禍での授業や大学生活は大変だったと思います。自分の関心ある卒論テーマについて,感動するまでよく頑張りました。感謝です。
研究室で大事にしてきた3カンを忘れずに。
頑張れ新社会人たちと大学院生!
東京2020オリンピックの暑熱対策の成果がJHPSに掲載されました
2023年1月
長谷川博. 東京2020大会決定後の国内外における暑熱対策に関する研究の動向. Journal of High Performance Sport 9, 139-146, 2022.
中村真理子,中村大輔,内藤貴司,安松幹展,長谷川博. 東京2020大会サッカー競技に向けた日本代表選手への暑熱対策支援の取り組み. Journal of High Performance Sport 9, 179-189, 2022.
D1黒川泰嗣さんが令和4年度広島体育学会奨励賞を受賞しました
2022年12月
受賞論文:
黒川泰嗣,岩橋眞南実,柳岡拓磨,長谷川 博.
暑熱環境下における鼻呼吸が持久性運動時の動脈血二酸化炭素分圧へ与える影響. 体力科学, 71, 2, 193-203, 2022.
M1熊谷哲さんが若手優秀発表賞を受賞しました
2022年12月
熊谷哲, 黒川泰嗣,柳岡拓磨, 長谷川 博. バレーボールの連続試合における試合間の下肢の冷水浸漬がジャンプパフォーマンスに及ぼす影響. 第89回日本体力医学会中国・四国地方会,2022, 岡山県 Web開催(若手優秀発表賞受賞).
朝倉書店より「人間の許容・適応限界事典」を発刊しました
2022年11月
村木里志・長谷川博・小川景子 【編集】
Journal of Thermal Biologyに論文が掲載されました.
2022年10月
Takuma Yanaoka , Manami Iwahashi , Hiroshi Hasegawa
Effects of mixed-method cooling between exercise bouts on
thermoregulation and cycling time-trial performance in the heat.
Journal of Thermal Biology 109 (2022) 103329
体力科学に以下の論文が掲載されました.
2022年10月
黒川泰嗣,岩橋眞南実, 柳岡拓磨,長谷川博.
高体温誘発性過換気が発生する運動時のサージカルマスク着用が体温調節及び呼吸指標に与える影響.
体力科学, 71, 2, 193-203, 2022.
2021年度修了の大学院生が奨学金返済免除に認定されました.
2022年7月
日本学生支援機構
「特に優れた業績による返済免除」
【熱中症を防ごう】JASPO日本スポーツ協会
子ども向け「防ごう熱中症!!元気にスポーツ」デジタルブックを発行しました!
2022年7月
このデジタルブックは、「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」に基づいており、スポーツ活動中の熱中症の予防に関する知識や、熱中症が疑われるような症状がみられた場合の対処方法、応急処置などについて、子ども向けに分かりやすくまとめています。
また、指導者・保護者の方もぜひご覧ください。
運動と脳の勉強会
2022年7月
「暑熱下運動時における体温の許容限界から何を考えるか?」についてオンラインセミナーで講演しました。
日本スポーツ協会JASPOサイエンスカフェ
2022年6月
「スポーツ現場における熱中症と暑さ対策」についてオンラインセミナーで講演しました。
羽衣スポーツ実践研究会特別講演
2022年6月
「運動後のリカバリー 最新の暑熱対策」についてオンラインセミナーで講演しました。
中国新聞
2022年5月
暑熱順化について解説しました。
RCC radio
2022年5月
5/13(水)
健康をテーマにしたラジオキャンペーン「広島家族。元気じゃけんいきいきプロジェクト」として,番組「おひるーな」内で, 熱中症予防,暑熱順化について解説しました。
体力科学に以下の論文が掲載されました.
2022年4月
黒川泰嗣,岩橋眞南実, 柳岡拓磨,長谷川博.
暑熱環境下における鼻呼吸が持久性運動時の動脈血二酸化炭素分圧へ与える影響. 体力科学, 71, 2, 193-203, 2022.
NHK
2022年4月
NHKで熱中症予防について解説しました。特に,暑熱順化のしくみ,運動を用いた暑熱順化の方法について解説しました。
European Journal of Sport Scienceに以下の論文が掲載されました.
JISSの特別研究員として参加した研究成果です.
2022年4月
Naito T, Nakamura M, Muraishi K, Eda N, Ando K, Takemura A, Hasegawa H, Takahashi H.
In-play optimal cooling for outdoor match-play tennis in the heat.
Eur J Sport Sci, 22, 3, 326-335, 2022.
令和3年度卒業式が行われました
2022年3月23日
研究室からは学部3名、修士1名の卒業生が巣立っていきました。コロナ禍ではありましたが、それぞれが自分の決めたテーマについて最後までよく研究できました!
リポビタンfor Sports WEBメディア 「スポーツコラム」
2022年6月
D1黒川泰嗣さんが令和4年度広島体育学会奨励賞を受賞しました
2022年12月
受賞論文:
黒川泰嗣,岩橋眞南実,柳岡拓磨,長谷川 博.
暑熱環境下における鼻呼吸が持久性運動時の動脈血二酸化炭素分圧へ与える影響. 体力科学, 71, 2, 193-203, 2022.
M2熊谷哲さんが令和5年度広島大学エクセレント・スチューデント/・スカラーシップを受賞しました
2023年12月